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つながりのまつり in 徳林寺/名古屋市緑区

よく晴れた暑~い一日でした。
名古屋市緑区の相生山にある徳林寺さんで催された “ つながりのまつり ” に
オットと出かけてきました。

つながりまつり

“ つながりのまつり ” は、
東日本大震災を機に人と繋がることの大切さを伝えたいと
考えるようになったお母様方があつまって立ち上げた
みんなのつながりプロジェクト」が企画したおまつりです。

今回のおまつりのメインは “ミツバチの羽音と地球の回転” というドキュメンタリー映画の上映。
監督の鎌仲ひとみさんは、以前 “六ヶ所村ラプソディー” という映画を作られた方。
“六ヶ所村ラプソディー” は原子力産業の最前線で生きる六カ所村の人々を追った作品でした。
今回は原子力発電所の開発計画と向き合う祝島(山口県)の人々と、
脱原発、石油に頼らずに持続可能なエネルギーに移行していこうと取り組むスウェーデンの
二つの視点から現代のエネルギーに対する考え方の違いを訴える作品です。

今後も色々な場所で上映会が開かれるそうです。

境内には、このおまつりの趣旨に賛同された方達のお店が並んでいました。

つながりまつり2

美浜で自然農を営まれている チャド さん。
こちらも奥様が知多半島の方で ピースマザー を立ち上げていらっしゃいます。

チャド味噌

2月に pos さんで買わせていただいた 黒豆味噌ゴールド
とても美味しかったので再度買わせていただきました。
今回お勧めしていただいたのは トゥルシー のハーブティー。
日本ではまだそんなにメジャーではないそうですが、
インドでは病気知らずの薬草として子供達に葉っぱを食べさせるそうです。
このハーブ、植えられている周囲3mくらいを浄化する働きもあるとのこと。
普通のお茶の様に入れて飲めますし、冷蔵庫で冷やしてアイスでもOK。
割と飲み易いさっぱりした味わい。
私は熱い方が好きかな。

ちょっと軽く食事を、と思っていただいたのは
ホジャ・ナスレッディン さんの焼きナスの夏野菜カレー。

夏野菜カレー

熱い太陽の下でいただくスパイシーなカレーは元気が出ますね。
それについてきたのはきゅうりのライタ。
ちょっと塩味の利いたヨーグルトのさっぱりスープ、という感じ。
とにかく暑かったので冷たくて喉ごしが良かった。

もう一つはお店の名前がわかりませんでしたが、
ベジタコライスをいただきました。

ベジタコライス

よ~く冷えた麦茶のサービスもあり、生き返った感じ。
映画が終わってみんなが出てきたら、あっという間に売り切れてしまいました。

おうちへのお土産には 月の温 さんの蒸しぱん。
実店舗はなく、いろいろなイベントに出店してるそうです。

蒸しパン

詳しい名前は忘れてしまいましたが(すみません)
抹茶、塩あずき、ドライトマトの3つを買わせていただきました。
弾力があって食べ応え満点。
今まで味わったことのない甘くない蒸しパン、新鮮でした。
7・8月は暑いため品質管理が心配だそうで、残念ながらイベントへの出店はお休みするそうです。
またどこかでお会いできるのが楽しみです。

この日のもう一つの気になる催し、
それは写真・映像ジャーナリスト 広河隆一 さんの写真展「チェルノブイリの子供達」。
本堂の裏にあるハスタクティというギャラリーで開かれていました。

ギャラリー

チェルノブイリの写真といっても目を背けたくなるような痛々しい写真ではなく、
一見普通に暮らしている人々のスナップ。
でも、その一つひとつに書かれていたメッセージを見ると、
当時子供だった人たちが母親になり、赤ちゃんと共に甲状腺がんに苦しむ辛い闘病生活や、
仕事にも就けない貧しい生活、危ないことが分かっているのに引っ越しもできない老夫婦。
汚染された畑で作った作物を、疎開先の孫に食べてもらいたいのだが大丈夫かと心配する
おじいさん。
飲み水にしている地下水を大丈夫なのかと尋ねると、
「それなら何を飲めばいいと云うのか?」と声を荒げるおじいさん。
全てが悲し過ぎます。
四半世紀も経ったのに、色褪せることのない苦しみが溢れていました。

今、東北の被災地で畑や家畜を置いて去らなければいけない農家の人たちや、
この先どんな影響がでるか分らないと心配する方々の不安や恐怖を思えば、
チェルノブイリは決して他人事ではないと思います。

お祭りに来ていたみなさんは、お子様連れのお母さんやお父さんが多く見受けられました。
子供達が生きる未来の地球を大切にしたい、という気持ちがいっぱいのおまつりでした。

会場となった 徳林寺 さんは相生山緑地の中にある緑囲まれたお寺です。
時々いろいろなイベントを開催されているようです。
今回は徳林寺さんのご協力で、広いグランドが駐車場として開放されていましたが、
地下鉄相生山駅からも歩いて行けるところです。
境内には風の子幼児園もあり、
子供達が自然のなかでのびのびと走り回っている様子が目に浮かびます。
相生山緑地では初夏には蛍も観られるそうで、散策するにも良いところですよ。お勧めです。
でも住民の方に迷惑にならないように、自然を大切にしながら静かに楽しんでくださいね。

伝えたい事がたくさんあって、ちょっと長いブログになってしまいました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。

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MASMi

Author:MASMi
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http://artspec.jp

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