fc2ブログ
ホーム   »  おでかけ&旅行記  »  高山紀行 二日目③

高山紀行 二日目③

まずお目当ては高山名物 “朝市”。
高山の朝市には、宮川沿いの “宮川朝市” と 陣屋の前で開かれる “陣屋前朝市” があります。

今回は宮川朝市に行ってきました。
町の中に入る頃には、朝の涼しさが一転。
日射しが強くて暑~~~い

白いテントの露店がたくさん軒を連ねています。
ここでしか買えない朝市らしいものを手に入れるのが楽しみです。

宮川朝市2

最初に目についたのは、初めて見るかわいらしいナス。
小茄子にしては丸くないですね。
おばちゃんに食べ方を聞くと主に漬物にするそうです。
作り方まで丁寧に教えてくれるのも朝市ならでは。
これから買う予定のたまりや味噌で漬けてみても美味しそう。
さっそくゲットしました。
良さそうなところを選んで、ちょっと多めにサービスしてくれました。
嬉しい~。

ナス

次は老夫婦でやっている果物屋さん “ 諏訪果樹園 ” さんです。
試食した “美香” って桃がすごく甘くて美味しかったので、
桃が大好きな息子の土産に1箱(6個入り)購入。
時期的にも今年最後だとか。
まだ買い物をし始めたばかりなので、取り置きしてもらいました。
お昼まではお店を開いてるとのこと。
お勘定をしようとすると、傘を被って座っていたおじちゃんがアルミの柄杓を差し出すので
その中にお金をチャリン!
「音は出るけどレシートは出ないよ」だって・・・・。
突然の冗談に思わず大笑い。
ユニークなおじちゃんでした。

桃

こちらは露店ではありませんが、同じ道路添いの土産物屋さんです。
そのうちの1軒で、ぺらぺらうどんと飛騨黒胡麻ごぼうを買いました。
ぺらぺらうどんはきしめんを2~3倍に広くしたようなうどん。
テレビで紹介されてから、東京から買いにくる人もいるそうです。
飛騨黒胡麻ごぼうは買ったお店のオリジナルで、
ここでしか手に入らないということなので購入決定~。
限定って言われると、ついつい引かれてしまいますよね。

ぺらぺらうどん2

あるお店の前では、穫れたてのトマトとキュウリを流水で冷やして売っていました。
美味しそうだけど、まだお腹がいっぱいで食べれませんでした。残念

昨日から道の駅やら土産物屋さんで目について気になっていた梅酒。
普段からほとんど呑まないのですが、
梅酒なら飲めるかなぁ、ということで “ 地酒蔵朝市店 ” で “ うめたん萬宝 ” を購入。
1000本限定らしいです。(またも限定

地酒

さて次はニンニクを3つ購入。
国産で1個100円は安いですよね。
お店のおばちゃん、一生懸命キレイなニンニクを選んでくれるのですが、なかなか揃わない。
結局「ちょっとカビはあるけど中身には問題ないからね~」ということで決着
(実際は外の皮がちょっと黒くなってるだけで、中身はプリプリで薫りのよいニンニクでした)
作り手の顔や人柄が感じられるので、何とも安心して買えるのが
朝市の良いところかも。

次のお店では花とうもろこしを購入。
自宅の飾り用にときどき使うのですが、
実はこれ、ポップコーンとして食べることができるそうなんです。
知らなかった~!
でも食べる気はないんですが…
私はいつもドライフラワーと一緒にディスプレイに使います。
秋っぽい雰囲気を作るときに役立ちます。
隣りにあった飾り南瓜も気になりました。

とうもろこし

朝市もひと通り廻って、さっきの果物屋さんに桃を受け取りに。
そこで桃の脇に置いてあった小さな甘熟トマト “ アイコ(赤・黄)” を発見。
一つ試食して即ご購入~。
これもスゴ~く甘かったんです。
おばちゃんが桃を1つおまけしてくれました

トマト

最初に買おうと心に決めていた
地物あぶらえ(えごま)と実山椒の塩漬けを買って駐車場へ。

荷物は車に載せといて、次は歩いて “古い町並” へ向かいます。

“古い町並” では昨日チェックしておいた地酒とお味噌を買うのが目的。
でもその前に、“ ギャラリー&カフェ遊朴館 ” さんで開催されている
左官技能士 “ 挾土秀平 ” さん作品展を観に。
以前 NHK の「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介されたのを見て
素敵な作品だな~って気になっていました。
偶然開催されていた作品展、直に作品を観る事ができてラッキー
とてもスタイリッシュでかっこいい、というのが素直な感想です。

遊朴館

それにしても暑い。
道ばたの溝には川から引かれた綺麗な水が流れています。
おじさんが大きな柄杓で打ち水をしてました。
ちょっぴりですがヒヤっとして気持ちいい。

江戸時代創業の味噌醸造の老舗 “ 大のや醸造 ” さん。
お店に入るとストーブに鍋がかけられていて、お味噌汁が自由に試飲できます。
こちらの赤味噌と糀味噌をブレンドしたものだとか。
自分で紙コップによそって頂きます。美味し~。
今まで私の心の友は赤味噌とかたくなに守ってきましたが、
色々な料理や作り手さんに出会うたびに刺激を受け、
最近ではなんでも使うようになりました。
特に米糀の旨味や風味は外せませんね。

店の奥では生だまりが味見できます。
味は濃いのに塩っぱくない。
先程朝市で買った小ナスを漬けてみたいです。

赤味噌と糀味噌を一袋ずつと、生たまり特級をご購入~~。

大のや醸造

次はお向かいの “ 舩坂酒造店 ” さんで “ 本醸造 飛騨の甚五郎 生貯蔵酒 ” を購入。
深いブルーの瓶がキレイです。
これはオットへのプレゼント。

“ 舩坂酒造店 ” さんには、お酒が呑める酒蔵バーや
お酒を少しずつ試飲できるカウンターがあります。
試飲なのに、お客のおじさんが気持ち良さそうに呑んでいました。
建物の奥は中庭が広がって、オシャレなカフェテラスになっています。

松坂酒造店

飛騨に来るとあちこちで目につく甚五郎という名前。
後で調べてみますと、左甚五郎という物づくりの神様と呼ばれる
伝説の彫刻師・大工さんの名前のようです。

少し小腹が空いてきたと思ったら、ちょうどそこに五平餅が・・・
昨日のみたらしだんごもそうでしたが、こちらも香ばしい醤油味。
甘辛い五平餅しか食べたことがないので新鮮。
クルミの風味が加わって、高山の味覚を堪能させていただきました。

五平餅の店

 五平餅

食べ歩きの最後は “ じゅげむ ” さんで飛騨牛コロッケ。
コロッケは揚げたてを食べるのが一番美味しい。
荒めのパン粉で表面はサクサク。
中身はしっかりとした牛肉の薫りが口に広がります。
お店の前はいつも人だかりでした。

コロッケの店

飛騨牛コロッケ

さて楽しかった町並散策もそろそろ終わり。
高山を後にする時間が近づいてきました。


スポンサーサイト



コメント
トラックバック
トラックバック URL
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
PROFILE

MASMi

Author:MASMi
イラストレーター
http://artspec.jp

カテゴリ
最新記事
検索フォーム
月別アーカイブ
COUNTER